■１．「具体的な例 電気の無駄をなくす」
家庭で出来る節約としては電気代の節約と言うのはポピュラーな節約術ではないでしょうか？電気料金と言うのは大まかに言って基本料金＋（電力料金単価×１ヶ月の使用電力量±{燃料調整単価×１ヶ月の使用電力量｝）＝として計算されています。まず貴方の家の契約アンペア数は何アンペアになっていますか？
| 契約アンペア |
１５Ａ |
２０Ａ |
３０Ａ |
４０Ａ |
５０Ａ |
６０Ａ |
| 基本料金 |
２９０円 |
５２０円 |
７８０円 |
１０４０円 |
１３００円 |
１５６０円 |
上の表で契約アンペア数によって随分基本料金が違うのが分かります。
大家族であればあるほど使用電気量が増えるのは仕方がありませんが、家族構成に変化が有った時は、契約アンペア数を見直してみてはいかがでしょう。例えば夫が単身赴任したので家を空けているとか、子供が大学に入学して家を出ている等、の時には思い切って契約アンペアを見直してみては如何でしょうか？２０Ａと５０Ａでは８２０円も違います。２０Ａと６０Ａでは１０４０円も違うのです。この基本料金と言うのは使わなくても取られる料金なのであまり多く電力を使わなくなってしまえばまったくの無駄と言って差し支えが無いでしょう。
■２．「具体的な例 待機電力を減らす」
次は待機電力についてお話をします。待機電力とは？スイッチがOFFになっていても、 テレビやエアコン、パソコン、オーディオ等でスイツチを入れた時に、すぐに見れるように（エアコンならばすぐに起動するように）スイッチがOFFになっていたとしても回路に最低限の電流を流しておく事です。 微弱な電気でも、多くの電化製品がそれぞれ、待機電力を消費しています。ひとつの電化製品が消費する待機電力はわずかでもそれが５台〜１０台くらいとまとまれば馬鹿にならない使用量になってしまいます。
エアコンの電気は、OFFシーズンにはブレーカーから切ましよう。
４LDK分だと右の表によると５台分×4.6W=合計２３Wの電力
が無駄になっている計算です。
右の図はごく平均的な家庭にある電化製品の待機電力を、表に
纏めたものです。先に出て来たエアコンを足しますと合計で72.2W
もあります。これらの電化製品もスイッチが付いているテーブルタッ
プにつないで使わない時にはこまめに消すようにしましょう。
■３．「水道料金の無駄をなくす」
トイレ編
水道料金と下水料金は共に大いに節約できる項目では無いでしょう
か？まず水洗トイレのタンク内にペットボトルに水を入れ何本か入れ
てみましょう。１Lのペットボトルが２本入ればトイレに流すときに約２Lの
水が節約できている計算になります。 「
実際にはトイレの水タンクの中
には給水停止フローやら、排水弁とか有りますからそれらの邪魔に
ならないように５００ｍLボトル等を併用しながらスペースを考えてみて
下さい。」
■４．
お風呂編
お風呂も同様に浴槽の下にペットボトルを置いてみましょう10個置けれ
ば毎日１０L節水した事になります。毎日の事なので積み重ねが大切で
す。下水料金は水道使用量の半額程度を下水道使用料として設定して
いる地方自治体が多いので水道の使用が減れば、その半額程度の下
水道料金も節約になります。
もし戸建に住んでいて、水周りをリフォームする予定があり風呂釜を
交換するのであれば迷わず石油風呂釜にしてください。ガス風呂釜に
比べ夏で３０００円/月、 冬で5000円/月程度安いです。耐久性や値段
はほぼガス同様です。※（我が家で実証済）
（※注）
何とかソーラーの太陽光を利用した温水器は辞めましょう。本体が
80万円〜100万円と馬鹿高い上にあまり効果がなく、（特に冬場）元
を取れないばかりか捨てるときも大変です。※（実家で体験済み）
■５．
流し台編
洗い物には植物性の泡切れのいい食器洗い洗剤を使用しましょう。環境
にもやさしく、節水につながります。それと、できればWシンクの流しであれば
洗剤につけ置き洗いができて節水につながります。WSでない家庭は流しに
入る位の大きな洗面器でつけ置き洗いしましょう。節水が期待できます。
■６．「ガス料金の無駄をなくす」
長時間煮物をするときは圧力鍋で時間とガス代を節約しましょう。
圧力鍋を使うと野菜の中まで火が通るのが早い。吹きこぼれも無く清潔。
魔法のお鍋といわれる圧力鍋なら・・・この様な利点があります。
調理時間を大幅に短縮 ：
時間のかかる煮込み料理も約半分の時間でOK!
燃料費の節約にも ：
加熱時間が短く、しかもトロ火で調理する為燃料費がかかりません。
大切な栄養素や風味を守ります。 ：
短時間で調理するので栄養・風味たっぷりな仕上がり。
魚の骨まで柔らかく調理 ：
スジ肉・スネ肉、魚の骨も丸ごと食べられるように調理。
1台何役もの幅広いレパートリー ：
「煮る」「炊く」「蒸す」とバライティー豊なお料理に大活躍。
