しかし、輸入食品については、モニタリング検査のため結果が出る前に市場に出回ってしまうため、残留が認められていない抗生物質が検出された養殖エビが出回ったり、基準値以上の抗生物質が残留した養殖鮭が見つかったり、その他にも、厚生労働省の調査によれば、野菜にディルドリン、パラチオンなどという怖い農薬もまだ使われていて、検出されています。 で それらの野菜や果物畜産品は差し止めされる事無く消費されていきます。
これ等の農薬や殺虫剤、ワックス,成長ホルモン、や抗生物質、合成抗菌は食べ続ける事により確実に健康を蝕む要因になります。その事実を知っていながらついつい安いからと言う理由で買って家族に食べさせている方も居るのではないでしょうか? 食は人間の健康を考える上で一番大切な物です。将来の有る子供に安全で、バランスの取れた食生活をさせるのは親の1番の義務です。危険な要因を含んだ国の野菜や畜産品は買わないようにしましょう。幾らお金を節約できるからと言っても、健康を害しては本末転倒です。
大手スーパーやデパートに置いてある輸入品だから安心だという考えを捨ててください。大手スーパーやデパートには残留農薬や、殺虫剤や違法化学薬品を検出する機材も、システムも、能力もありません。只役所の言うまま指示に従うだけがコンプライアンス(法的遵守)だと思い込んでいます。またそのような中国食材で健康被害を受けたからと言って、日本の法制度の下では損害賠償を請求する事は難しいと思います。なぜならば被害者自身が、健康被害を受けたプロセスや原因を特定しなければならないからです。これは非常に時間とお金が掛かる問題なので集団訴訟でも起こさない限り難しいと思われます。ですから消費者自らが知識を持って危険な食品を避けるしかないのです。
どうです?知れば知るほど馬鹿らしいやら、悔しいやら、腹がたつでしょう。では 安全な野菜や食材を手に入れるにはどうすればよいか? これは一部小売業者や通販で行っている生産者農家の顔や名前を表示して、且つ有機栽培と表示したもの売っているのを買うのが一番良いでしょう。しかしコスト的に少々高いですが、仕方ありません。そんなに余裕が無いという方には日本品で農協の集配したもので有れば、多少のばらつきはあっても中国品よりは安全です。出来るだけこのようにして安全な日本の食材で大切な家族に食事をさせたいものです。